genkishoki’s blog

心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全)の手術に関する記録です。

再手術に向けて

久しぶりの更新です。

 

いきなりですが、2022年12月19日(月)に弁膜症の再手術をすることになりました。

 

半年ごとに検査をして、その度に少しずつ悪くなり、2022年9月の検査で再手術の可能性を指摘され、翌月の10月に経食道エコーや血管造影検査等々を受け、残念ながら再手術となりました。

 

ただ検査結果や詳しい術式等は説明を受けておらず、10月末に入院受付事務の方から電話があり、入院日や手術日程の説明を受けだたけです。詳しい説明は入院直前の2022年12月14日(水)とのこと。

 

以前、循環器内科の先生からは「再手術する場合は機械弁になるかなぁ」と聞いていましたが、説明があまりにも直前なので「前回と同じ術式かなぁ?」とも思えるし、少しモヤモヤします。

 

「直前の説明=リスクは限定的」と考えたい一方で、「リスクが高いが精神的な負担を軽減するために直前での説明」とかだったりするのかな?とも思えて、早く説明を聞きたいです。

 

前回の入院時は妻のお母さんと甥っ子が子供たちの面倒を見るために地方から来てくれましたが、今回はいろいろ事情があり来れません。妻にも負担をかけ申し訳ないですが、なんとか早く退院したいと思います。

 

あと、子どもたちが取り合いでケンカをするので、もう一台iPadを買いました。ただいまセットアップ中。ふるさと納税で中古で手に入れました。神奈川県海老名市さん、ありがとう!

2度目の経食道エコー②

検査当日、2月19日です。朝から入院手続きをして、病棟に通され、検査着に着替えて、黙々と待ちます。

 

9:00過ぎには病棟に上がり、点滴の針を刺します。そこからは特にすることがなく、持ってきた読みかけの本を読んで時間をつぶします。

 

10:50、そろそろ準備とのことで呼ばれ、検査室前へ移動して待つこと10分。

 

喉に麻酔のゼリーを入れ3分ほど飲み込まずに我慢。一旦、飲み込んで、また次の麻酔ゼリーを喉に入れて3分ほど我慢。

 

準備が整い「では80ほど入れてくださーい」という声が聞こえて眠くなる薬が点滴されたようで、そこからはあまり記憶がありません。

 

「・・・終わりましたよー」の声で目覚めます。今回はあまりむせなかったのか、前回より楽な気がします。検査終了、車椅子で病室に戻ってきた。

 

前回は途中で覚醒させられて、息を止める検査とかやったのでかなりむせましたが、今回は最後まて意識なしだったので大分楽でした。

 

検査技師曰く、血液の逆流量が多少増えているように見えるものの、術後の弁の状態は保たれていそうとのこと。あんまり検査技師が話してはいけないのかもしれないけど、アレコレ聞いたからか、答えてくれた。

 

「10年、20年と、状態がキープできるといいですね^_^」と言ってくれたので、たちまち再手術とかはないのかな。

 

ただ、逆に言えば、生きてる間にもう一度手術することになるのが前提っぽい感じもしたけど。定年退職して60代後半とかでの再手術なら、特に困らないか。


今日は14時頃に、水が飲めるかのチェックをするので、それまでは病室で休む感じ。水が飲めれば麻酔が抜けたので帰れるとのこと。とりあえず、寝たり、スマホ見たり、本読んだりして時間をつぶします。

2度目の経食道エコー①

本日は2月18日(木)。明日は経食道エコーの検査です。

 

今日の夕食は21時まで。アルコールは禁止です。明日の朝は、6時まで水はOK、薬はそれまでに飲まないといけないそうです。

 

再手術等の可能性に関する不安はだいぶ落ち着きましたが、それとは別に経食道エコー検査への不安が出てきました。

 

前回は嘔吐反射がかなりひどく、とにかく辛かった。ブログを見返してみると「麻酔を普通の2.5倍投与」と書いてます。少しでも楽に終わることを祈ります。

身内の不幸と死生観

先日、姉の旦那さん(義兄)が亡くなりました。まだ54歳です。

 

亡くなる1ヶ月半前にも普通に話をしていて、実家の庭木の手入れを手伝ってくれました。ここ1年くらい闘病していましたが、急な話で正直ショックです。

 

数年来、不幸が続いています。

父 いろんな病気を繰り返しつつ昨年他界

脳卒中で施設預かり

姉 旦那さん他界

私 心臓の手術

 

毎年、神社でお祓いしてもらっているのですが、あまり関係ないのかな。

 

以前は手術後の生活のこととか、手術がうまくいかなかった場合のこととか、いろいろ考えていましたが、あまりにも不幸が重なりすぎて、自分がいつか死ぬということについて、少し感覚が麻痺してきた気がします。

 

子どもが大きくなるまでは、、、と思う反面、心臓がまた悪化して、ダメならダメでそれも仕方ないか、というくらいに割り切ってしまっている気持ちもあります。

 

どちらかと言うと、一年もたたないうちに再入院して会社に迷惑をかけることの方が、気になったりしています。入院中に私の仕事の代わりをしてくれてた人が、もうすぐ人事異動でいなくなることが決まっているので、どうしたものかなぁ、とか。

 

2月下旬に経食道エコー、3月下旬に結果を聞きに行くので、手術するなら4月かな。その時にまた考えます。

6か月検診の結果について

1月初旬に6か月検診を受けましたが、結果がちょっとショックだったので、なかなかブログを更新する気になれませんでした。

 

少し落ち着いてきたので、近況を記載しようと思います。

 

自分では変わりないつもりでしたが、心臓のエコーの結果は、血液の逆流量が手術前に近い水準に戻っているとのことでした。

 

確かに、エコーの検査の終了後、「最近、息切れとかはありませんか?」とか、「体調に変わったことは??」とか、「異常を感じたら早めに受診を、、」とか、いろいろ言われた気がします。

 

1月18日に検査結果を聞きに行って、逆流量の増加を言われました。お腹からのエコーなので、より精密に原因を調べるために、経食道エコーの検査を受けることになりました。

 

手術前の2020年6月にも受けましたが、口から機械を突っ込んで、ゲーゲーやる例の奴です。憂鬱ですが、仕方ありません。

 

手術で縫合した箇所が何らかの理由でほどけて元に戻ってしまったのか、別の箇所で新たな原因が発生したのか、あるいは一時的に逆流が増えただけで血圧がコントロールできれば落ち着いてくるのか、、、

 

2月下旬に検査して、1ヶ月後の3月下旬に結果の問診だそうです。時間に余裕があるので、緊急事態でばないのかな??と思えるのが、唯一の救いです。

 

 

 

 

せん妄について

術後、ずいぶん経ちました。だいぶ冷静に考えるようになったので、せん妄について書きたいと思います。

 

自分がせん妄になるとは思っていなかったのですが、今になって思うと、せん妄の症状が出ていたのだと思います。

 

術後、ICUに3-4日いました。見舞いに来た妻が写真に撮っていましたが(良かったのかしら?)、ほぼ意識がありません。座っていたり、声をかけられたり、途切れ途切れと記憶です。ICUにある期間が、たぶん少し長かったと思います。

 

病室に移った初日の夜、悪夢をみました。これが、せん妄による幻覚の一つ目だった気がします。

 

夜中に目が覚めて、病室の上の方の空間に黒い渦のようなものが出てきて、声を出そうにも声が出ず、恐れ慄き混乱しながらナースコールするも誰も来ない。体の管を引きずりながらナースステーションに行っても誰もいない。エレベーターから外に出ると、真っ暗闇の中、小さな子どもが走り回っている、、、というところで、目が覚めました。全身、汗びっしょりで怖かったです。

 

二つ目は、幻聴です。これは退院直前なので、入院期間が続いたことによるのかもしれません。自分では、すぐにでも仕事に復帰できるくらいの気持ちでいたので、意外です。

 

この頃、不眠に悩まされるようになり、睡眠薬を処方されるものの、ほとんど眠れない状況です。この時期、夜中の3時くらいに幻聴が聞こえるようになりました。天井の方から、シューティングゲームの音楽のような機械音が聞こえてくるようになり、初日は我慢したものの、翌日は我慢できずに、ナースコールをして、なんとかならないか(ゲームをやめさせられないか)、相談しました。結果、当たり前ですが、病室なのでゲームとかしてる人はいなかった模様です。

 

今にして思えば、看護師からすると迷惑だったんでしょうね。

6ヶ月健診

久々ですが、本日、6ヶ月健診を受けてきました。採血、血圧測定、レントゲン、心電図、心エコーです。結果は後日聞きに行くので、今日は検査だけです。

 

この半年は血圧コントロールとの戦いでした。これが一生続くかと思うと、なかなかに憂鬱です。

 

退院後の1ヶ月は血圧が安定していたものの、徐々に上昇。かなり頑張って減塩に取り組んでいますが、効果なし。次第に80-145くらいになってきました。

 

退院してから2ヶ月後、薬が切れるので、元のかかりつけの病院を受診。その際に、血圧の件を相談。レントゲンも合わせて撮ったところ、肺に溜まった水が、退院時からあまり減っていないことが判明。おそらく水分がうまく排出できてないからだろうとのことで、利尿剤が強めのものに変更されました。

 

この結果、効果的面で、以降は逆に下がり過ぎて60-100くらいになりました。

 

4ヶ月目、また薬をもらいに元のかかりつけの病院を受診、レントゲンで肺から水が抜けたことを確認して利尿剤は終了となりました。

 

ところが、この判断が少し早かったようで、これ以降急速に血圧が上昇。またまた90-150くらいになるとともに、息切れや足のむくみが出てきました。感覚としては術前にもどった感じ。そして遂には、術後一度も出なかった不整脈が起こり、いよいよ不安になって榊原記念病院を受診しました。

 

6ヶ月健診よりも一ヶ月早いですが、何かあってはたまりません。

 

いろいろ調べた結果、肺の水が増えており体重も少し増加していることから、利尿剤を完全に止めるには少し早かったみたいです。

 

やや弱めの利尿剤が追加されました。これによって、徐々に安定し始め、むくみもあまり起こらなくなりました。血圧も75-125くらいで、だいぶ落ち着きました。

 

半年で乱高下していますが、なんとかコントロールしていきたいです。

 

ちなみに朝食は食べないか、もしくは豆腐かバナナ。

 

昼食は丸の内にあるタニタ食堂の減塩メニューか、喫茶店のサンドイッチ。

 

夜は子どもたちの残りものか、もしくはお酒だけ。

 

6グラム以下にはなっていると思います。