genkishoki’s blog

心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全)の手術に関する記録です。

無事に検査を終えました(その3)

検査は終了。「特に痛むところ、ありますか?」の問いに、右手全体が痛むが特にひじのあたりが痛いと伝える。

 

私の位置からは見えないが、腫れている模様。「圧迫用の包帯で強く巻くので様子みてください。後で診に行きますので」

 

施術室からベッドに移し替えて外に出される。看護師さんが「両手とも動かさないでくださいねー。立てないので、このまま病室までベッドで行きまーす」。

 

なんだか、ダメな人になった気分、ボクシングでKOされて運ばれる気分になりました。

 

右ひじは圧迫包帯でグルグル巻き、右手首は空気を入れて圧迫する止血器具、左ひじも圧迫包帯でグルグル巻き。顔が痒いけどかけません。

 

しばらくして息苦しくなってきたけど、マスクも外せず。ただ、あまりのことに呆然としてしまい、何もする気が起きません。1時間ほどして、左手は少し緩めにしてくれ、その時にマスクも外してもらいました。

 

右ひじの圧迫包帯も様子を見ながら4時間後くらいに外されました。大分落ち着いてきて、後は右手首だけ。ここは手首が締め付けられているので、手のひらがパンパンになって痛いです。手首の圧迫も、2時間おきに微量ですが少しずつ空気を抜いて、圧力を下げています。コレが外れたら、一気に楽になるかなぁ、と思っていました。

 

ここからが最後の試練でした。手首の圧迫が、完全に取れた瞬間から、脈拍が戻り、脈に合わせて耐え難い激痛が!とにかく痛い。施術中と同じくらい痛い。

 

思わず看護師さんに「痛むようなら、痛み止めを処方すると医師から言われています。今すぐお願い出来ませんか?(ハァハァ)」と伝えました。

 

すぐにカロナールが出てきて飲みます。30分くらいは脈に合わせた激痛が続き、少しずつおさまってきました。気がつかないうちに寝てしまい、夜中の12時ころに看護師さんに起こされ、右手首の様子をチェック。痛みもおさまっており、出血もないので、もう大丈夫でしょうとのことでした。

 

最後ですが、

カテーテル検査は意外と痛い」、

「施術が終わっても痛みのピークはもう一度やってくる」、

この2つが教訓でした。